特装限定33部—革装銅錠付豆本態位スケッチ帖(68態位)

外箱約8.8×6.3×2cm

刊行年記載無し(バロマ舎約1986年)

城市郎秘蔵コレクション仕掛け豆本シリーズ

限定33部之第33部

本体約8×5.3cm、革表紙に銅製錠まで作られるかなり巧妙な装幀。扉頁にモノクロ写真貼り、六十八態位図を収載、解説付。状態良好。城市郎秘蔵コレクションの中でも最も入手ほぼ不可能な一冊。

日本生活心理学会が昭和二十四年十一月に出版した態位の解説書である「あるす・あまとりあ」は、百万部を越える大成功、続、補冊、定本なども多く残しているが、文字のみによる解説という致命的な欠陥を持っていた。それを補う目的で、誰が見てもすぐ分かるような図版として、ひっそりと生まれた種である。誰が見てもすぐ分かることを目的としていながら、誰にでも見られては困ると言う矛盾する宿命を背負ったものである。

特装版には六十二型に補六型を加えて、合計六十八態位図を収載。その名称は「凭立位」、「女上脊膝位」、「間隔脊臥位」、「逆角側臥位」など漢字の読み取りされている様で、字面だけで理解し難いので、この解説図を追加なのであろう。

城 市郎(じょう いちろう、1922-2016)は、発禁本の蒐集、研究家として知られる。『発禁本』などの著書がある。

1922年仙台生まれ。1937年、読売新聞社に入社し、正力松太郎の秘書を務めたという。会社勤めの傍ら、古書の蒐集を行っていた。

1956年、書痴・斎藤昌三を訪ね、発禁本の蒐集、保存を勧められた。以後は好色本から左翼思想書に至る発禁本のコレクションに専念した。

1965年に『発禁本』(桃源社)を刊行し、以後も発禁本に関する書を多数刊行。コレクションは1万点を優に超えるとされる。

皮革特装附铜锁限定33部—袖珍性体位素描冊(68体位)

无刊行年记载(バロマ舎约1986年)

城市郎秘蔵立体豆本系列

限定33部之第33部

外箱约8.8×6.3×2cm,本体约8×5.3cm,皮革装,封面付铜锁,装帧独特,构思巧妙。扉页粘贴黑白写真,正文收录性体位68种,附有解说。书品上佳,触手如新。限定33部,此本编号33,标准压轴号。城市郎秘蔵禁书中最罕见难求的一册,入手几乎不可能。

战后为加速人口增长,日本生活心理学会1949年11月出版了《性体位解说》,出版销量超过百万部,随之而来的续集、增补、定本层出不穷。但所有性体位解说出版物都有一个致命的缺点:只有文字,没有图片。

对于日本人而言,凭立位、女上脊膝位、间隔脊卧位、逆角側卧位这类专门术语,没有图片对照的情况下宛如天书。有鉴于此,约1960年代初期秘密发行了附图本,未出印刷厂即遭查禁,此即所谓“发(行)禁(止)本“。

城市郎其时正值收藏禁书巅峰状态,不知以何种手段取得原稿,20年后以“バロマ舎“的名义重新制版,普通版收录62体位,特装版收录68体位,印数极少且不公开发行,预约者原则上仅限于医学、文学教授和作家,印数稀少导致市面从没出现,几乎可列为孤本范围。

城市郎(1922-2016):禁书(发禁本)收藏家和研究者。以《发禁本》书目著称于世。生于仙台。1937年入职读卖新闻,任总编正力松太郎秘书。工作之余收集古书。

1956年拜访著名藏书家“书痴”斋藤正三,被劝收集保存禁书。此后致力于收集从色情直至左翼思想的所有禁书。

1965年出版《发禁本》(桃源社刊),此后出版多部相关专著,收藏禁书超过1万部,素有日本第一禁书收藏家之称。

著录:発禁本Ⅰ明治·大正·昭和·平成—城市郎コレクション,P285

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投稿者:

明珠

明月在天,清辉满地

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