匿名著(伝芥川龍之介)
約大正末
綴じ装ガリ版
約23×15cm
15行32字,80頁(文字79頁止)。
角小折れ、少墨付、経年並
又名「赤い帽子の女」、噂で著者は芥川龍之介と伝来されているが、行文流麗と字体両面から推測されると、その可能性は否定できない。恐らく芥川龍之介唯一の官能小説だろう。
地下本の常として、原題から派生したものは全く別の題名になっていることが多い。『避難宿の出来事』では 「避難宿」 「避難宿の五日」 「旅の嵐」 「細波」『露時雨』 等、これ以外にも多くの資料が地下本に流用されている。
大水で列車が止まり、偶然にも三畳一間に一つ夜具で寝ることになった中年男と若い人妻二人が繰り広げる四日四晩の性宴を描くまぼろしのレポート。夜春情を催した彼は、寝入った女二人の陰部を懐中電灯で観察するうち、益々亢奮し、顔を近づけて匂いを嗅ぎ、ついに我を忘れて舐陰におよぶ。
参考:世界珍籍選集別巻(上)「避難宿の五日」(発行年不明)
已知芥川龙之介唯一色情小说—避难宿1函1冊全
匿名(芥川龍之介)著
约1925年前后
线装油印手书上版
开本约23×15cm,15行32字,80页(文字截止79页)。圆角,个别页面有墨渍,不影响文字识别,书品清爽。
又名《戴红帽的女人》,传说作者为芥川龙之介,以文风和字体看来,无法否定作者为芥川的可能性。已知芥川龙之介唯一色情小说,未见著录。
情节大致为因洪水电车被迫停车,“我”和两名年轻的已婚少妇在只有三张榻榻米的小房间内睡在一张床上,由此展开长达四天四夜的淫乱性宴。与常见类似情节的猥亵出版物不同,作者用极为华丽并且极具特色的文体将各种不堪入目的场景娓娓道来,通篇一气呵成,读来异常流利。
The title is difficult to translate, but it roughly means romance in refuge. The author is anonymous, but I can confirm that it is Akutagawa Ryunosuke, and I am an expert in this area. This is also the only surviving pornographic work of Akutagawa Ryunosuke.Before the manuscript was discovered, this mimeographed work was unique.