たっぷり丈夫な庶民物—江戸初期鹿角彫牧童臥牛根付

約高3.8×幅3.5cm

重約43.8g

状態良好

横笛を吹き伏せ牛乗り童子が描かれている。「牧童寒笛倚牛吹」の漢詩が「世の中が静かな姿」の象徴としている。この詩は晩唐の詩人杜荀鶴(846~904?)によるもので、『和漢朗詠集』にも収録されている。これで牛乗り童子を解釈するなら、世の中が静かな姿という意味になろう。

室町時代に日本に流入したという「十牛図」の第六「騎牛帰家」には牛に乗った人物が横笛を吹いている。 これは様々な解釈があるが、牛(真の自分)と一体化した姿というのが一般的なようである。

京都の元大学教授の旧蔵。一見したところ、ただ普通の鹿角彫と認識される方も多いだろう。彫りは決して巧妙とは言えないし、勿論間違いなく江戸初期庶民用の並物。しかし1970年代頃、これは日本でも入手困難な根付なのだ。近年(令和時代)市場に滅多に出ない珍品になってしまう。

良い根付は別に価格は高ければ高いほどではなく、このような特に文句無し、典型的な早期タイプを触ってみたら如何だろう。たっぷり丈夫な正真正銘の庶民物、驚しいなれこそ本場の人間息吹。所詮世の中では金持ちという者こそごく僅か、私たちが俗離れしていることはほぼ不可能だろう。

横笛を吹き伏せ牛乗り童子が描かれている。「牧童寒笛倚牛吹」の漢詩が「世の中が静かな姿」の象徴としている。この詩は晩唐の詩人杜荀鶴(846~904?)によるもので、『和漢朗詠集』にも収録されている。これで牛乗り童子を解釈するなら、世の中が静かな姿という意味になろう。

室町時代に日本に流入したという「十牛図」の第六「騎牛帰家」には牛に乗った人物が横笛を吹いている。 これは様々な解釈があるが、牛(真の自分)と一体化した姿というのが一般的なようである。

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投稿者:

明珠

明月在天,清辉满地

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