木版套印绉纱本—明治末日本出口西洋礼品书

KOHANASAN(こはなさん):一函一册全,ボストウィッキ著,明治二十五(1892)年刊,长谷川武次郎版(日吉町),广濑安七刷。

书长19.5×17.1cm,半框16.5×14.4cm,木版套印绉纱本,正文英语,20页全彩图,连函厚约1.5厘米,小虫蛀,整体清爽。

运用工艺手段或组织结构,使表面呈现绉纹效应,质地轻薄的丝织物称为绉。绉纱是古代纱织物。纱表面自然绉缩,显得凹凸不平,虽然细薄,却给人一种厚实感。奥妙在于绉纱经、纬丝线拈度和拈向不同,织成后绉缩相错,表面因此变得高低不平。

宋史·地理志四:“亳州贡绉纱、绢”。儿女英雄传第四回:“回头一看,只见他头上罩着一幅元青绉纱包头,两个角儿搭在耳边,两个角儿一直盖在脑后燕尾儿上”。

「つのくにのうたひ女小花をよめるながうた」と表紙にあるとおり神戸三宮の芸者小花のことを歌にした楽譜付きのちりめん本である。

楽譜のページが終わると、6番まである歌の歌詞のページとなり、そのそれぞれに、歌詞に即した挿絵が入れられる。著者のF.M.Bostwickが歌の中でKohana sanと呼ぶ芸者が実在の人物がどうかはわからないが、小花さんの父が大名であっただとか、赤穂浪士四十七士の血筋であったと歌い、外国人好みの大名行列や四十七士の挿絵を入れているのがどこか作為めいて感じられる。

絵師の名はないが、その歌の内容に合わせて描かれた芸者たちの芸事や髪梳きの場の描写の美しさはすばらしいものがある。

ちりめん本と呼ばれる本がある。それは、幾度も揉んだり、伸ばしたりすることによって、縮緬布に似た質感を与えられた和紙であるちりめん紙の上に、欧文と挿絵を印刷した和綴じ本の通称である。手にとって一枚めくってみれば分かるその特殊な質感は平紙版の本には決してないものである。ちりめん本は明治期の日本で初めて作られ、その柔らかで重厚な感触とそれらに刷られたエキゾチックな日本画の美しさは、外国人に非常に好まれ、国内外にわたって広く頒布された。

点击购买

投稿者:

明珠

明月在天,清辉满地

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です